シスターの散歩道

このブログはノートルダム修道女会のシスターが日々の気付きを綴るブログです。
「何を読んでいるのですか」
「何を読んでいるのですか」
  今年、3月20日、私はロサンジェルス空港にいました。ミーテイングのあるセントルイスへの乗りつぎ便への搭乗までには、5時間の待ち時間がありました。少しでも英語に慣れておこうと、私が英文の会憲を読んでいたときに、「何を読んでいるのですか」と声をかけられたのです。それは控えめで美しい日本語でした。驚いたことに声の主は外国の方で、お父さまが日本の大学で教えておられたので、5歳から13歳まで日本で過ごされたとのことでした。
  「最近、瞑想を実践しようとしている」と打ち明けられる、はじめて会ったこの男性の方と、どのぐらいの時間、どのような話をしたのか、はっきりとは覚えてはいないのですが、互いに心をこめて聴き、語りあった、ふしぎな、心にのこる尊い時間でした。講演や著作をとおして、活動しておられるFr. Richard Rohr を最後に紹介できたのはうれしいことでした。
  「世の終わりまでいつも共にいる」と言われた主キリストに信頼して、私は車いすでの一人旅をしていたのですが、彼の問いは私に、使徒言行録(8:26-39)の聖フィリッポとエチオピアの高官との対話を思いおこさせました。日本を大切に思って下さっている彼の幸せを祈っています。
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